友達の作り方: 話し方

話し方

「話し方」に関する本は山ほどあります。でも、ほとんどが「人前でアガらずに話せる方法」といった内容で、「ビジネス」の本棚に並んでいたりします。「友達を作るための話し方」という本はなかなか見つかりません。

人と話すのは何のため? 用件を伝えるためでしょう? でも周りの人たちを見ていると、それだけではないようです。用件がないのに何時間も話せる人を見ると「なぜそんなことができるのだろう」と不思議に思います。

「話し方」よりむしろ「話す内容」を見つけるのが難しいですね。でも、「話す内容の見つけ方」について書かれた「話し方」の本が見つからない。「無口を直す方法」という本もありそうで見つからない。

「テーブルマナーとしての話し方」というのも、重要なはずなのに言及されない。黙々と食べるのは失礼なことなんですね。でも何を話せばいいの?

特に難しいのが、3人でいて、他の2人が会話で盛り上がっているとき。入り込めるすきが見つからなくて、見えない壁で隔てられているように感じる。

話し方の本には「NG単語・NG話題に気をつけよう」といったことが重点的に書いてあったりしますけど、それよりも、OK単語・OK話題の引き出しをいっぱいにするよう努力したほうが有効だと思います。